ドラゴンの遠吠え

毎日ちょびっとだけ楽しくなることを書く、雑記ブログ。

【高校野球】何のために野球やってるの?みんな違って当たり前

りゅうです!

 

プロ野球がついに開幕すると報道がありましたが、

インターハイ夏の甲子園の中止が決まり、まだまだ暗いニュースが多い日本。

甲子園の中止が決まった時は大きな話題になりました。

 

 

 

高校野球について、ある上司とのやりとり

 

高校・大学で野球をしていたので、職場でよく質問されるんです。

 

上司 「もし君が高校球児で今年3年生だったなら、どんな気持ちになる?」

 

りゅう「たぶん僕は大学で野球をやる気になってるはずなので、

    中止を告げられた日だけヘコんで終わりだと思います。」

    

上司 「高校球児ってみんな甲子園を目標にしてんの?」

 

りゅう「選手や学校でそれぞれだと思いますよ。本気で目指してる人もいれば、

    口だけ目標は甲子園!とか言って最初から無理だと思ってる人は

    たくさんいると思います。僕とか...笑」

 

上司 「そんなもんなの?笑」

 

りゅう「そんなもんですよ!」

 

その後も、なぜ野球を始めたの?から話しをしました...。

 

何のために高校野球を?

 

ネットではこんな意見が多かったです。

 

 

「野球だけ特別扱いするな!」

 

みんな悲しい思いをしてるのに、野球だけやろうとしやがって。

みたいな雰囲気は当然の如く出てきますよね...。

当たり前のことです。

 

「野球が好きなんじゃないの?甲子園が全てじゃないでしょ。」

 

この意見にはグサリと心に刺されました。

基本野球はみんな好きなんです。

甲子園は全てではないが、大学、社会人等で甲子園に懸けてる人もいます。

 

野球人口が減っている原因

 

高校野球は確かにアマチュアスポーツでも群を抜いて人気があります。

なのに、野球人口は減っています。

 

「日本の少年野球・高校野球は武道に近い」という印象を持ってる方が多いからです。

 

甲子園という目標が大きくなりすぎているのも要因の一つですかね。

合理的でない厳しい指導を受けてきた方が、今指導者ですから...。

私も、今の学生野球の在り方は良くないと思っています。

野球を心の底から楽しいと思うような環境が本当に少ない...。

 

野球を続けた原動力は甲子園ではない。その場の快感。

 

私は決して、甲子園を目指すために野球はやっていませんでした。

 

左投げの変則ピッチャーだった私の野球をする原動力は、

 

「相手バッターに、自分のスイングをさせなかった時の快感」

 

だけでした。

 

私は本気で投げてもストレートは130km/hも出ません。

カーブなんて100km/h切ります。

 

むしろ本気で投げたら、相手バッターに打ちやすい球速になるので、

あえて本気で投げませんでした。

 

球が遅すぎて打ちにくいのです。

 

身体のとても大きな、いかにも打ちそうな選手に

本気でバットを振らせなかった時の快感は、今でも良く覚えています。

 

もっと好きな野球を楽しんで!

 

初心に帰ろうってわけですね。

 

野球は優劣を決めるものなので、

一番になり甲子園を目指すのはとても素晴らしいことです。

 

今でも、やらされる野球になっている高校球児もいると思います。

 

私は、遅い球で打ち取られて悔しそうな顔をしているバッターを

見るのが快感だったから、野球をしてましたけど...(ゲスっぽくてすみません。)

 

「なぜ野球をやっているのか。」

 

そのことを考える時間があってもいいですね。